7月19日
ツイッターをご覧になった方々へ
日本アニメーション協会は主に個人制作者や研究者といった個人の集合による任意団体なので、協会としては京都アニメーションと直接的なつながりはありません。
しかしアニメーションを作る者同士として今回の事件に対し強く深い悲しみをおぼえます。
さらに、スタッフの方々が日々努力を重ねてきた京都アニメーションのこれまでの多くが、想像の範囲を超えた暴挙により失われたことは歴史と文化の破壊であり、言葉に言い表せない悔しさを感じます。
事件発生の直後からSNSによって、多くの方々の心配が様々な情報という形で広く拡散されていました。しかし、中には正確かどうか判断の難しいものもありました。報道も刻一刻と変わっていきました。
それゆえ、正しい情報が本当にそれを必要とする関係者の方々に迅速に届けられているだろうかという想いから、まだ報道や関係各所のツイートが少ない時点で、JAAのアカウントに冷静な報道を願いますという投稿を行いました。
あまりの理不尽に接し、誰もが強い想いに駆られ、中には何かをしなければならないと気持ちが焦った方もいらっしゃると思いますが、現場で対応されている方を信じて静かに祈る時も大切だと思います。
多くの方々が亡くなり、負傷した事件ですから、今後も様々な報道やSNSも含めた発信があると思います。
しかし、どういう方が被害に遭われたか気になったとしても、出来る限り節度と配慮のある報道を願うばかりです。
負傷された方々の回復と心のケアを願うとともに、犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。
日本アニメーション協会
広報担当