第3回JAA勉強bu会
研究上映会/第1回
会員同士がお互いの作品を通して交流し、また国内外さまざまなアニメーションへの理解を深めてゆくことを目的に、勉強bu会では『研究上映会』をスタートさせました。
第1回/研究上映会は、2007年9月22日、築地の電通テック試写室にて開催。
2部構成にて行われ、第1部は新規会員の作品と既存会員の新作を中心に上映、世代や手法のバラエティーに富んだ作品8本を鑑賞。作者である作家・監督自身が自らの作品を紹介しながら上映するのですが、このような作品交流を通じて、改めて、会員どうし、顔と作品が一致したりという場面もみられます。
第2部は、アニメーション研究家の権藤俊司会員をナビゲーターに迎え、権藤会員がセレクトした海外作品の紹介と解説を行ないました。まずは2007年アヌシー映画祭の入賞作品から2本を紹介。その後、’40年代に誕生したアメリカのスタジオ「UPA」と、その代表的な作家、ジョン・ハブリーの作品を特集解説。
なかなか知る機会のない海外アニメーションの歴史を垣間見る事ができた、とても貴重な時間でした。
『研究上映会』 今後も楽しみな、勉強bu会のレギュラー企画のひとつになりました。
(Photo by Masatoki MINAMI)